化学工学
Print ISSN : 0375-9253
単粒子破砕における寸法効果
八嶋 三郎神田 良照泉 多恵子篠崎 竜夫
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1972 年 36 巻 9 号 p. 1017-1023,a1

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抄録

ガラス質と天然産試料7種類にっき直径3.0~0.0030cmの試験片を準備し, 常速荷重下での単粒子破砕実験を行なって次の結果をえた。1) ガラス質試料の破壊強度は試験片体積の減少に伴い連続的に増大するが, 2) 天然産試料では試験片体積の減少に伴, 強度の増大の傾向は試験片の粒径範囲で異なる。3) この不連続性は試料の潜在的欠陥に起因すると考察された。

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