管内乱流中にノズルから分敵相液を連続的に供給し, これが液滴となる機構について実験的に検討した。液滴化の機構は, 分散相と連続帽の相対速度によって連続的に変化するが, 写真撮影による液滴化状態の観察結果より, a) 剥離状の液滴化, b) 振動による液滴化, c) 噴霧状の液滴化の3種に分類された。さらに, ノズル先端部に生ずる液柱長さ, 生成液滴径分布, および平均径, 標準偏差と各種操作変数の関係から, 上の分類が妥当であることを明らかにし, また液柱長さ, 平均径, および各液滴化の遷移相対速度について関係式を得た。
抄録全体を表示