底部に短いドラフトチューブを取付けた懸濁気泡塔の粒子浮遊限界ガス流速

抄録

塔高の約1/2以下の長さのドラフトチューブを底部に取付けた懸濁気泡塔の粒子浮遊限界ガス流速についてドラフトチューブ長さ, 直径, 塔径, 固体粒子の種類, 液相の粘度などを変化させて実験的検討を加えた.塔高とほぼ等しい長さのドラフトチューブを用いた既往の実験式と比較したところ, 粒子浮遊限界ガス流速に対する諸因子の影響についての傾向は一致したが, その値については一致しなかった.以上の結果に基づき実験式を作成した.