国際基督教大学理学科
1993 年 41 巻 10 号 p. 652-656
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宝石は美しさと希少性の故にその価値を高め, 人を惹き, 数々の歴史やロマンを生んできた。一方, その美しさの謎を知りたいという心が学問を生み, 科学者の興味を惹いてきた。錯体化学を専門とする筆者も, 宝石には余り縁はないが, 宝石の組成, 構造, 色の原因には大いに興味をそそられる, 今日の科学は宝石の素性をほぼ明らかにし, 自然が生んだ貴重な鉱物を実験室や工場でつくれるようになった。ここでは, その美しい色の原因を探ってみることにする。
化学教育シンポジウム
化学教育
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