化学と教育
Online ISSN : 2424-1830
Print ISSN : 0386-2151
ISSN-L : 0386-2151
アミノ酸生産 : 発酵法と酵素法を中心として(社会の土台を作る基礎化学製品 12)
横関 健三
著者情報
解説誌・一般情報誌 フリー

1999 年 47 巻 7 号 p. 478-482

詳細
抄録

グルタミン酸発酵が誕生して約40年が経過した。この間, アミノ酸の製法開発は発酵法と酵素法を中心にめざましい発展を遂げ, 現在ではタンパク質を構成する20種類の天然型アミノ酸はもとより, 非天然型アミノ酸の製造も可能となった。グルタミン酸発酵の生誕以来, 数多くの技術革新に支えられ, アミノ酸の世界市場は1500∿2000億円規模を形成するに至った。本稿では, 工業的な観点からの代表的な製造法を紹介する。

著者関連情報
© 1999 公益社団法人 日本化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top