(株)プライムポリマー ポリプロピレン研究所
2009 年 57 巻 6 号 p. 296-297
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ポリプロピレン(PP)の特性を生菓子のプリン容器を事例として解説した。耐熱性が必要な焼きプリン容器には,結晶性が高いPPが使われる。透明感が求められる一般のプリン容器には,結晶化を抑えるために微量のエチレンを共重合したPPが使われる。アイスクリーム容器のように氷点下で使われる場合,高衝撃PPが使われている。耐衝撃性は,PPの製造装置内でゴム成分を複合化することにより付与されている。
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