早稲田大学理工学術院
2009 年 57 巻 9 号 p. 410-411
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
触媒量のニッケル塩存在下,アルケニル,アリールハロゲン化合物等とCrCl_2から有機クロム化合物を調製し,カルボニル化合物に付加させるBarbier型反応は,野崎-檜山-岸(NHK)反応として知られている。有機クロム化合物の反応は,温和な条件下で官能基選択的に炭素-炭素結合を生成する優れた反応であるため,多くの天然物合成へ利用され,反応の触媒化も達成された。最近では反応の不斉触媒化が世界中で研究されている。
化学教育シンポジウム
化学教育
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら