化学と教育
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鉛筆の芯から始まる最先端研究(ヘッドライン:暖炉から最先端研究まで活躍する炭素)
阿多 誠介
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2014 年 62 巻 1 号 p. 16-19

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抄録
1985年のフラーレン発見に端を発したナノカーボン材料は,科学および工学の両面において,いま最も注目を集める物質の一つである。そしてナノカーボンは今,徐々に私たちの生活の中で実用化されつつある。本稿ではナノカーボン材料の歴史から,材料としての多様性,応用・実用化の状況について,代表的なナノカーボン材料であるフラーレン,グラフェン,カーボンナノチューブを中心に紹介する。
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© 2014 公益社団法人 日本化学会
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