2024 年 72 巻 1 号 p. 14-17
本稿では,筆者がこれまで実践してきたICTを活用したリアルタイムのデータ共有方法を紹介する。データ共有のためには,指導者が事前に準備をしておかなければならない点もあるが,これまでのような個々人の実験結果を整理するだけでは得ることができないデータの特性を視覚的に生徒や学生が捉えられる利点がある。そして,そのことが,データの平均値の意味やばらつきについても考えるきっかけとなり,データを統計学的に考察することで実験結果の妥当性を実験者自身が判断できるようになると考えられる。