化学と教育
Online ISSN : 2424-1830
Print ISSN : 0386-2151
ISSN-L : 0386-2151
論文
時計反応を利用してL-アスコルビン酸を定量する実験教材の開発
實藤 匠汰鈴木 崇広松岡 雅忠
著者情報
解説誌・一般情報誌 フリー

2025 年 73 巻 7 号 p. 284-288

詳細
抄録

ペルオキソ二硫酸アンモニウム-ヨウ化カリウム-L-アスコルビン酸の時計反応を検討した。この反応では,L-アスコルビン酸水溶液のモル濃度と溶液が褐変するまでの時間(誘導時間)が比例関係にある。そこで,L-アスコルビン酸水溶液のモル濃度と誘導時間の関係を表すグラフ(検量線)を基に,ビタミンC含有サプリメントの定量を行う実験教材を開発した。目視による計測結果から検量線を容易に作成でき,時計反応に定量実験の要素を組み込むことができる点がメリットである。

著者関連情報
© 2025 公益社団法人 日本化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top