東京理科大学 東京理科大学総合研究院
2025 年 73 巻 8 号 p. 300-303
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多数の分子が集合して形成されるコロイド粒子は,分子間に働く引力によって,分子同士が分離せず粒子としてのまとまりを維持する。しかし,この分子間引力により,粒子の表面は高エネルギー状態となり,コロイド粒子の挙動に大きな影響を与える。特に,多数のコロイド粒子が存在する場合,粒子同士が凝集しやすく,安定したコロイド分散系を維持するためには適切な工夫が求められる。本稿では,分子間引力に起因するコロイド粒子の化学について解説する。
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