関西病虫害研究会報
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原著論文
静岡県で発生したキクわい化ウイロイド(CSVd)の塩基配列とキク品種の病徴
土井 誠加藤 公彦
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2004 年 46 巻 p. 11-14

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抄録
1996年に静岡県でスプレーギクに株がわい化する症状が発生した。静岡県で発生したCSVdの塩基数は354塩基で,既報の兵庫株(塩飽ら,1996),イギリス株(Grossら,1982)との相同性はそれぞれ99.7%,99.4%であった。CSVdを接種したキク10品種の病徴を調査した結果,‘寒精雪'を除く9品種で,草丈のわい化が認められた。わい化の程度はスプレーギクで重く,一輪ギクで軽い傾向にあった。ビオチン化cDNAプローブを用いたドットブロットハイブリダイゼーション法により各品種間のCSVd濃度の濃度を比較したところ,草丈のわい化程度とCSVdの濃度とは明確な相関が認められなかった。
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© 2004 関西病虫害研究会
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