和歌山県農業試験場
1958 年 1 巻 p. 64-68
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
1.本報告は被害の分布, 産卵習性, 防除試験の1部をとりまとめた.2. 被害は県下全般に及び被害粒率は50%以上が殆んどであつた.3. 産卵は初産卵後10日間に殆んどが産下され, 4月30日には全数の50%が産下される.4. 産卵部位は地上11~20cmの第2花序に最も多く, 若莢に多く産下される.5. 喰入幼虫を殺虫し被害を防止するためには64℃~70℃3分間浸漬により完全な効果をあげられる.産卵防止及び喰入防止にはBHC粉剤の撒布が有効で産卵初期をねらつて行う必要がある.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら