関西病虫害研究会報
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ガーベラ斑点細菌病病原細菌の細菌学的性質と発病に及ぼす温度の影響
家村 浩海土屋 行夫
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1989 年 31 巻 p. 7-10

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抄録
和歌山県ではガーベラの冬期施設栽培を行っているが, 葉枯を起こす細菌病が発生するようになった. そこで病原細菌の分離を行い, 細菌学的性質を調べ, また, 発病と温度の関係についても検討した. 細菌学的性質を調べた結果, 本病はPseudomonas cichorii (Swingle 1925) Stapp 1928による斑点細菌病と同定された. 発病温度は10~25℃, 発病適温は20~25℃であった. 数品種のガーベラの他, レタス, キク, エンドウ, メロンにも病原性を示した. 施設内の発生は内張資材等に結露した水滴の落下部分に多く, 葉面の濡れの状態が発病の主因と思われた.
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