肩関節
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症例報告
肩甲骨関節窩に重度骨損傷を認める高齢者の肩関節脱臼に対し
人工肩関節置換術を施行した2症例
植木 博子吉村 英哉日山 鐘浩荻内 隆司望月 智之
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ジャーナル 認証あり

2015 年 39 巻 2 号 p. 587-591

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抄録
 関節窩高度骨損傷を認める高齢者の肩関節前方脱臼に対し人工肩関節置換術 (TSA)を施行した2症例を報告する.関節窩骨損傷,腱板損傷、軟部前方構成要素の破綻等を伴うと前方不安定性の原因となり,また一時的な鋼線固定では前方不安定性の残存,長期の関節固定を要するため変形性関節症のリスクとなる事から一期的にTSAを施行した.本症例に対しTSAは疼痛や機能の改善を認め有効な治療法の一つと考えられた.
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© 2015 日本肩関節学会
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