肩関節
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検査
RTSA後のscapular notchingと肩甲骨上方回旋角度の経時的変化
前田 卓哉, 田村 将希, 野口 悠, 阿蘇 卓也, 高橋 知之, 井上 駿也, 古山 駿平, 尾﨑 尚代, 古屋 貫治, 西中 直也
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2024 年 48 巻 2 号 p. 270-274

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抄録
 Scapular notching(SN)はリバース型人工肩関節全置換術(RTSA)後早期から発生する可能性のある合併症である.本研究の目的は,肩甲骨運動およびSN発生率を縦断的に調査し,その関連を検討することである.対象は,術後5年(5Y)以上経過観察可能な21例21肩とした.単純X線像からSNの有無,肩甲骨上方回旋角度(SI)を評価した.SIは肩甲骨面上45度挙上位(SI45)と,下垂位(SI0)で計測し,その差ΔSIを算出した.評価時期は,術後2年(2Y)と5Yとした.SNの発生は2Yで6例(28.6%),5Yで11例(52.3%)であり,5Yで有意に増加した(p=.025).また,SI45(p=.045)とΔSI(p=.002)は5Yで有意に減少した.5YでのSN発生率が過去の報告より低いことや肩甲骨運動の減少から,SNを増加させないためには肩甲骨と上腕骨との協調した運動が重要になると考える.
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© 2024 日本肩関節学会
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