風工学シンポジウム論文集
第23回 風工学シンポジウム論文集
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LESによる都市キャノピー内外の風の乱流構造の予測
LDV計測による乱流統計量との比較検討
*片岡 浩人田村 哲郎又吉 直樹毛利 英明
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p. 535-

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抄録

都市キャノピー内の風速鉛直分布や乱流構造の把握を目的として、風洞実験ならびに数値流体解析(LES)による検討を行った。LESでは流入変動風の生成に合成渦法(SEM)を用い、その際にレイノルズ応力と乱れ長さスケールの非等方性を考慮した。LESで得られた市街地内の平均速度分布は実験結果とよく一致した。ただしLESの乱れは実験結果よりも大きい。これは流入境界での乱れや、実験と解析で建物モデル形状に差がある事が原因と考える。

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