風工学シンポジウム論文集
第24回 風工学シンポジウム論文集
セッションID: 22
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多層格子の圧力損失特性および減速効果の風洞試験 ~マツ林の流体力学的機能の基礎的検討~
*野田 稔末廣 聖志*新谷 尚人*長尾 文明
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抄録

マツ林は防風林として,減風効果,塩害の防止に利用されてきた.そして東日本大震災においてマツ林の存在によって,津波の遅延・低減効果の働きがあることが注目されている.そのため,マツ林を数値流体解析上で再現し,マツ林の防災上の機能を定量的に把握することが必要である.本研究ではマツ林の減風効果,津波の遅延・低減効果を数値流体解析で検討する上で,マツ林を積層する面格子でモデル化し,その際に用いる圧力損失特性を決めるための,面格子の空隙率,代表長,積層間隔,積層数が圧力損失特性に及ぼす影響を検討した.また風洞実験により減風効果ついて検討した.

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© 2016  風工学シンポジウム運営委員会
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