風工学シンポジウム論文集
第24回 風工学シンポジウム論文集
セッションID: 38
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高層建築物の壁面段差におけるピーク外圧係数の研究
時崎 雅史*益山 由佳*吉田 昭仁*勝村 章
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抄録

デザイン性のみならず、空力的優位性の観点からも建築物の隅角部に隅欠きや隅切りを採用する事例が多く見られる。菊池らが指摘しているようにセットバックさせた建築物では入隅付近で局所的に絶対値の大きなピーク外圧が生じることが明らかになっている。建築物荷重指針・同解説では、隅欠きや隅切りのピーク外圧係数は記載されているが、建物壁面に水平方向や鉛直方向に段差を組み合わせた建築物には適用できない。また、これまでに建築物の壁面段差とピーク外圧係数に関して系統的に研究された段差の水平距離や鉛直距離を変化させ、段差の影響を受けやすい部位に着目しピーク外圧係数の傾向を調査する。

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© 2016  風工学シンポジウム運営委員会
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