日本作物学会九州支部会報
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熊毛地域の無霜地帯におけるサトウキビ夏植え栽培および秋植え栽培の特性
山根 一城 小牧 有三脇門 英美
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2023 年 89 巻 p. 15-20

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抄録
熊毛地域の無霜地帯における8 月植えの夏植え栽培および10 月植えの秋植え栽培について,新奨励品種「はるのおうぎ」と従来の主力品種「NiF8」を供試し,生育,収量等を調査した.その結果,両品種とも夏植え栽培では,年内10月までおよび翌年5月以降の茎の伸長と,冬期であっても茎数が増加することにより,1,100〜1,300kg/a の収量が得られた.一方,秋植え栽培では,年明け5月以降の茎の伸長と,冬期であっても茎数が増加することにより,春植え栽培に比べて原料茎数が多く,1,000〜1,300kg/a の収量が得られた.両栽培型とも,春植え栽培に比べて糖度は同等以上で,可製糖量は多い傾向であった.
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© 2023 日本作物学会九州支部
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