九州工業大学・大学院情報工学研究院
2021 年 56 巻 1 号 p. 43-47
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クライオ電子顕微鏡を利活用する時代が到来した.単粒子解析法は,原子レベルでの構造解析により構造生物学の柱となってきた.また,電子線トモグラフィー法は,細胞や組織における新しい描像を示しつつある.しかしSN比の低い画像であるが故に,多量の画像を必要とする.そのため,適切なUIに加え,自動撮影と画像処理システムと組み合わせ,画像の質を迅速に評価せねばならない.自動化から自働化へ,創発的な振る舞いが次の時代を興す.
電子顕微鏡
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