日本機械学會論文集
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ガラスの表面仕上に關する研究
佐々木 外喜雄北 秀夫川谷 逸郎高木 季雄
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1950 年 16 巻 53 号 p. 97-101

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抄録
普通質のガラスの琢摩作業における各種作業條件の最良の組合せを求めることを目的としてガラス丸棒に対しガラスみがきに普通使用されている酸化鉄ラップ剤とフェルトラップを用いて普通ラッピングおよび超仕上式ラッピングについてラッピング時間, ラップ圧力, 工作物周速等の作業條件が仕上能率と仕上面の粗さにおよぼす影響を吟味した.ただし, 超仕上式ラッピングとはラップに超仕上といしと同様の往復振動運動を與え多方向のラッピング運動によりラッピング能率を向上せんとする試みである.次にガラスを超仕上するために試作した各種の超仕上用といしで超仕上した結果をラッピングと比較した.さらに炭化けい素ラップ剤と鋳鉄ラップを用いた普通のガラスみがき法と炭化けい素砥粉, ビトリファイドボンドの超仕上といしによる超仕上とを比較した.これらの研究の結果, 各種の粗さのガラス表面を短時間に良好な琢摩面にする作業方法, 作業條件を明らかにすることができた.
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