日本機械学會論文集
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周辺に接触して丸溝を持つ丸棒の捩り
岩藤 重正
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1942 年 8 巻 32-1 号 p. 179-184

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抄録
x+iy平面上における標題の如き横断面を複素函数x+iy=c/ζ+iηによりζ+iη平面上に写像しこの写像に就て捩りに必要な複素函数ψ+iφにおけるψの共軛函数φを曲線座標(ζ、η)に関して定積分の形で求めこのψを用ひて横断面内の應力分布を考察した。又捩りの應力函数ψを適用してこれにより捩りモーメントを積分式の形で表示した。次に数値計算により最大應力を求めこれをC.Weberに記載の類似の場合の結果と比較した。
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