一次近似理論による解析の妥当性を検討するために, 前報から曲り管の二次近似理論に基礎式を誘導する. この理論では Love-Kirchhoff の仮定から導かれる項のほかに三次元効果を考慮しなければならない. 前報の方法により面内曲げ問題を解析した. その結果一次近似理論は最大応力を過小に評価しており, その相違はかく厚と共に若干増大することが判明した. (1) 大坪・渡部, 機論, 42-362(昭 51-10), 3037. (2) Abe, H. , Int. J. Enging. Sci. , 13-12(1975), 1055.