日本機械学会論文集 A編
Online ISSN : 1884-8338
Print ISSN : 0387-5008
クリープ損傷状態の力学的表現とその実験的検討
村上 澄男今泉 敏幸
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1982 年 48 巻 432 号 p. 1027-1035

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抄録

クリープ変形に対する材料損傷の効果を4階のテンソルで表すことによって,多結晶金属材料の多軸クリープ損傷に関する著者らの理論を修正した.つづいてその理論の妥当性を検討するとともに,損傷効果のテンソル的性質を明確にするため,材料損傷を円孔によって模型化した多孔板の引張試験を行った.実験の結果,損傷の効果は,変形および損傷の進展に対して,それぞれ4階および2階のテンソルで記述できることがわかった.

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© 社団法人日本機械学会
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