日本機械学会論文集 B編
Online ISSN : 1884-8346
Print ISSN : 0387-5016
管内気ほう流の運動量および熱輸送に関する研究 : 第2報,実験による提案理論の検討
佐藤 泰生佐田富 道雄堀田 圭之助中里 見正夫世古口 言彦
著者情報
ジャーナル フリー

1980 年 46 巻 409 号 p. 1790-1796

詳細
抄録

第1報で提案した管内気ほう流の運動量と熱輸送の理論を実験値をもとに検討した.運動量輸送に関しては液相速度分布と摩擦圧力損失,熱輸送に関しては液相温度分布と熱伝達係数のそれぞれについて予測値と実験値を比較した結果,いずれもよい一致がみられ,理論の妥当性が確かめられた.本理論により摩擦圧力損失と熱伝達係数の断面ボイド率分布への依存性が定量的に明らかになった.

著者関連情報
© 社団法人日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top