乱流噴流の特性に関する研究 : 第2報, 乱流プラントル数と乱流シュミット数

抄録

密度, 温度の異なる乱流噴流の特性を求めるためには, 乱流プラントル, シュミット数の知識が不可欠である. 本報では, 静止流体の平面, 円形噴流発達領域の温度, 濃度場のひろがりが出口温度差などに無関係に決まることを広範な実験データにより確認し, この結果を用いて一般性の高い乱流プラントル, シュミット数を求め, さらに適用限界を明らかにした.