日本機械学会論文集 B編
Online ISSN : 1884-8346
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密度差および表面張力差によって駆動される水平流体層内自然対流に関する研究
前川 透棚沢 一郎
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1985 年 51 巻 465 号 p. 1475-1482

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抄録

自由表面をもつ水平流体層が,浮力および表面張力によって駆動され,対流運動を起こす場合の伝熱・流動特性について,シリコーン油を用いた実験および有限要素法による数値解析を行った.水平流体層を底面から加熱する場合と,側壁から加熱する場合とでは,伝熱特性に顕著な差異があること,とくに前者においては,流体層内に偶数個のロールが発生することにより,局所的および全体的伝熱特性が変化することを見いだした.

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