著者所属:佐世保高等専門学校 九州大学工学部
1986 年 52 巻 473 号 p. 199-207
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環状流路内を垂直に上昇する空気-水系二相流の相分布に関する調査を行った。実験には半径比の異なる3種類の環状流路を用いた。まず,環状流路における流動様式について述べ,次いで,断面内ボイド率分布を提示し,流路幅が及ぼす影響について論ずる。調査の対象とした流動様式は気泡流,スラグ流,フロス流およびフロス流領域に近い環状流である。最後に断面平均ボイド率の整理式を導出した結果について報告する。
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