著者所属:北海道大学工学部 北海道大学工学部
1979 年 45 巻 390 号 p. 171-178
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本論文では相似だ円孔を有する直交異方性だ円板の自由振動を解析する.このために,有孔だ円板を有孔単位円板に変換し,板の横変位を,この円板を構成する小さい中心角を持つ扇形はり要素の五次のスプライン関数で表示した変位関数と三角関数の積の和で表し,リッツ法によって振動方程式を誘導する.この理論を適用して,主軸方向に直交異方性を有する有孔だ円板と有孔円板の振動の固有値と振動形を高い精度で求める.
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