日本機械学会論文集 C編
Online ISSN : 1884-8354
Print ISSN : 0387-5024
機械構造物における振動入力の推定
吉田 和夫
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1984 年 50 巻 450 号 p. 268-277

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抄録

本研究は、機械構造物に作用する集中振動入力の作用位置と時間的変動の推定手法について、2質点系モデル、弾性支持剛体棒モデル、両端単純支持はりモデルを取り上げて考察を行っている。振動入力のオンラインでの推定問題は逆システムの構成問題に帰着するが、最小位相系となるモデルには従来の逆システム理論を適用し、弾性はりに対しては測定点の数を増すことによって振動入力を推定する一手法を与えている。

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© 社団法人日本機械学会
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