著者所属:東京大学生産技術研究所 新日本製鉄(株)名古屋製鉄所 東京大学生産技術研究所 東京大学生産技術研究所
1984 年 50 巻 456 号 p. 1327-1338
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誘導円板形継電器は送配電系統や発電機などの保護継電器として広範囲に使用されているが、過去の地震での誤動作も報告されており、その誤動作が従来から問題とされていた。本研究では、水平二次元加振により円板の中心軸下端のピボットが下部軸受内をふれまわる際の摩擦が原因となって円板が回転し、誤動作を起こすことを加振実験と理論解析により解明し、このタイプの継電器の振動試験は水平二次元加振によるべきことを明らかにした。
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