日本機械学会論文集 C編
Online ISSN : 1884-8354
Print ISSN : 0387-5024
ねじ締結体への有限要素法の応用 : 第3報,平行ねじ,テーパねじの締結体の応力解析と考察
田中 道彦山田 朗
著者情報
ジャーナル フリー

1984 年 50 巻 456 号 p. 1494-1501

詳細
抄録

著者らは既報において、各種のねじ締結体の応力解析への有限要素法の応用方法について述べた。本研究ではこれらの方法を改良し、多数のねじ山を有するねじ締結体、あるいはねじ結合部を細かい要素に分割した解析モデルなどの応力解析を行えるようにした。また平行ねじに比べて、その特性があまり知られていないテーバねじの振舞についても明らかにしている。本論文で明らかにされた方法ははん用性もあり、十分実用に供し得るものとなっている。

著者関連情報
© 社団法人日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top