京都大学大学院人間環境学研究科
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負の誘電異方性を示す有機ラジカル液晶の場合、ラセミ体からなるアキラル液晶 (N相やSmC相) と光学活性なキラル液晶 (N*相やSmC*相)のいずれの液晶相中おいても、強い正の磁気相互作用(J>0)が発現した。一方、正の誘電異方性を示す有機ラジカル液晶の場合、光学活性体なN*相中では正の磁気相互作用(J>0)が発現したのに対し、ラセミ体からなるN相中では負の磁気相互作用(J<0)が観察された。これらの実験結果と異なる磁性発現の原因について報告する。
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