2017 年 2017 巻 68 号 p. 215-218
岩手県の小ギクの茎葉に形成された虫えい内のキクヒメタマバエに対する11薬剤の殺虫効果を検討した.その結果,MEP乳剤では羽化が全く見られなかった.プロチオホス乳剤およびクロルピリホス水和剤では,羽化はわずかしか見られず羽化率は低かった.エトフェンプロックス乳剤では,46%程度の羽化は見られるものの,羽化直後または羽化時に全ての個体が死亡した.その他の薬剤では,アセタミプリド水溶剤が羽化率は53%程度とやや高く,スピネトラム水和剤,トルフェンピラド乳剤,ピリダリル水和剤,クロルフェナピル水和剤,アセフェート水和剤およびチオジカルブ水和剤では多くの個体が羽化した.