1971 年 1971 巻 22 号 p. 24-26
岩手県下の北上山地の牧草地のオーチャードグラスに大発生したホシアワフキの薬剤防除試験を前年に引き続いて1970年にも実施した。両年の結果から, ふ化末期におけるバッサ粒剤 (5%), 同粉剤 (2%), ダイアジノン粒剤 (3%), 同粉剤 (2%), バイジット粉剤 (2%), スミチオン粉剤 (2%) などの10aあたり6kg散布, バイジット乳剤 (50%), スミチオン乳剤 (50%), サリチオン乳剤 (25%) などの500倍液の10aあたり1304散布などが有効であることを明らかにした。