北海道立十勝農業試験場
十勝西部地区農業改良普及所
1981 年 1981 巻 32 号 p. 37-38
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フキバソタ類は、北海道十勝地方において、しばしば多発しており、特に昭和13年の芽室町と、昭和55年の鹿追町の発生が顕著であった。鹿追町の発生源は河川敷で、種類はハネナガフキバソタで、この地域での広範な発生は今回が始めてであった。食餌植物としてはイタドリ、フキ、ヨモギなどの野草やハンノキ、ニレなどの樹木の葉を摂食し、成虫は玉蜀素、小豆などの農作物も食害したが、関係機関が協力して防除に努めた結果、被害を最小限度にとどめることができた。
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