北日本病害虫研究会報
Online ISSN : 2185-4114
Print ISSN : 0368-623X
ISSN-L : 0368-623X
葉いもちに対するフサライド剤の有効濃度とその残留濃度に及ぼす降雨の影響
池田 亜古保坂 学
著者情報
ジャーナル フリー

1995 年 1995 巻 46 号 p. 15-17

詳細
抄録

フサライド剤の葉いもちに対するイネ葉での有効濃度に関する試験を行ったところ, その限界は1.47~4.32ppmの範囲にあると推定された。また, 圃場においてイネに散布されたフサライド剤のイネ葉における残留濃度は, 薬剤散布後2日間で急激に減少する。その減衰速度には, 散布後2日間の積算降水量が大きく影響した。

著者関連情報
© 北日本病害虫研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top