山形県立園芸試験場
2002 年 2002 巻 53 号 p. 134-136
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セイヨウナシ「ラ・フランス」の予冷果における追熟中の輪紋病の発病は, 果実硬度の低下にともなって増加し, 顕著に硬度が低下し始める出庫3日後から硬度が4ポンドに達する間に感染果の9割が発病することが明らかとなった. そこで, 適温で追熟を行った場合の選果基準を検討したところ, 発病が予想される果実のうち90%を出荷前に取り除くことを想定した場合, 果実硬度が4.0~4.5ポンドの時点で病斑直径が1.0mm前後の病斑を目安に選果すれば良いと考えられた.
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