北日本病害虫研究会報
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主要薬剤に対するアカヒゲホソミドリカスミカメの感受性
新山 徳光飯富 暁康
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2002 年 2002 巻 53 号 p. 165-167

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抄録
主要3薬剤のアカヒゲホソミドリカスミカメに対する殺虫効果を, 虫体散布法および食餌浸漬法で検討した. 虫体散布法ではシラフルオフェンEW, エトフェンプロックス乳剤, MEP乳剤とも効果は高かった. しかし, シラフルオフェン剤は残効期間が短く, 食餌浸漬法による殺虫力がエトフェンプロックス剤やMEP剤より劣ることが明らかとなり, 防除薬剤としての見直しが必要であると考えられた.
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