北日本病害虫研究会報
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植物成長調整剤 (矮化剤) で処理したイネいもち病菌レース判別品種の宮城県における適応性
大場 淳司
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2002 年 2002 巻 53 号 p. 37-40

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抄録
宮城県で, 9判別品種を播種したレース検定用育苗箱に植物成長調整剤「ウニコナゾールP」を土壌灌注処理することにより, 苗が徒長しやすい冬季でもイネいもち病菌のレース検定を支障なく行うことができるか検討した.その結果, 本剤の750倍液を育苗箱当たり60ml土壌灌注処理した場合に, 判別品種はレース検定に最適な草丈となった.育苗は26℃で行うのが適しており, 土壌の違いによる草丈の差はほとんど認められなかった.また, いもち病菌の5レースを各判別品種にそれぞれ噴霧接種したところ, いずれの判別品種も明確に罹病性または抵抗性反応を示し, 病斑型の確実な判定が可能であった.
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