福島県果樹試験場
2003 年 2003 巻 54 号 p. 185-188
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福島県県北地方のモモでドウガネブイブイによる果実被害が多発傾向にあるので, その防除方法を検討した. 成虫の性フェロモントラップへの誘殺消長はモモ早生品種収穫期の7月中旬にピークとなり, 果実被害の発生時期と一致した. 周囲に発生源のない圃場とその周囲に生息する幼虫の防除を試みたが, 翌年の被害軽減にはつながらなかった. これに対し, 飛来する成虫に対する薬剤散布の効果は高く, 現状ではこの方法が効果的であると判断される.
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