ELECTRICAL ALTERNANS-A REPORT OF 6 CASES

KAZUHIKO MURATA; TADAYOSHI YOSHIDA; TADASHI SUZUKI; YASUHIRO KAWAI; NORIO KANEZAWA; SHINICHI TAKASE; TOYOSHI SASAKI; YUJIRO SHIOBARA; MICHIO INUI; JUN TSUCHIYA

doi:10.2974/kmj1951.30.5_317

電気的交互脈-われわれの経験した6症例について

村田和彦, 吉田忠義, 鈴木忠, 河合恭広, 金沢紀雄, 高瀬真一, 佐々木豊志, 塩原雄二郎, 乾迪雄, 土屋純

著者情報

村田和彦
群馬大学医学部第二内科学教室
吉田忠義
群馬大学医学部第二内科学教室
鈴木忠
群馬大学医学部第二内科学教室
河合恭広
群馬大学医学部第二内科学教室
金沢紀雄
群馬大学医学部第二内科学教室
高瀬真一
群馬大学医学部第二内科学教室
佐々木豊志
群馬大学医学部第二内科学教室
塩原雄二郎
群馬大学医学部第二内科学教室
乾迪雄
群馬大学医学部第二内科学教室
土屋純
群馬大学医学部第三内科学教室
群馬大学医療技術短期大学部

ジャーナルフリー

1980 年 30 巻 5 号 p. 317-322

DOI https://doi.org/10.2974/kmj1951.30.5_317

詳細

抄録

電気的交互脈は比較的まれな心電図異常であり, その正確な頻度は不明であるが, 心電図検査10,000回におよそ5回程度みられるものであるといわれている.本所見は通例心異常のあるものに認められ, その出現はしばしば心膜液貯留の診断の手がかりとなるが, きわめてまれながら, 他に心異常のない症例に電気的交互脈の出現をみたとの記載もある.以下, われわれが最近約15年間に経験した6症例を報告する.

責任著者(Corresponding author)

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