北関東医学
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入院中の厳格な糖尿病コントロールにおける血清脂質, HDL-LCAT反応系に及ぼす影響.『Sulfonylurea 剤使用中のインスリン非依存型糖尿病における検討』
飯塚 孝
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1989 年 39 巻 2 号 p. 267-272

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抄録
Sulfonylurea剤使用中のインスリン非依存型糖尿病患者56名 (男34名, 女22名) において, 平均15日間の入院前後における血清脂質, アポリポ蛋白, 血漿Lecithin : cholesterol acyltransferase (以下LCATと略す) 活性の変動を検討し, 以下の成績を得た.
(1) 体重, 空腹時血糖, 中性脂肪, 総コレステロールは有意 (P<0.001) に低下し, 高比重リポ蛋白コレステロール (以下HDL-chと略す) は平均47±16mg/dlから44±13mg/dlへと有意 (P<0.01) に低下した.
(2) アポ蛋白A-I, A-II, B, C-II, C-III, Eは有意に低下したが, アポ蛋白A-I/A-II比は不変であった.
(3) HDL3-chは平均27±7mg/dlから22±5mg/dlへと有意 (P<0.05) に低下したが, HDL2-chは不変であった.
(4) 血漿LCAT活性は不変であった.
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