株式会社小西儀助商店
1971 年 20 巻 11 号 p. 788-793
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
接着剤は有機,無機,天然系,合成系などに分類されるが,最近は合成系が圧倒的に広く用いられている。合成樹脂と合成ゴムの大半は,接着剤に利用される。接着剤の技術に関する現況と見通しとしては,接着速度への挑戦,省力化への挑戦,耐熱性への挑戦,公害への挑戦,品質管理への挑戦などがある。過去接着剤工業の伸びは,国民総生産(GNP,名目)の伸び率に近似した数値を示してきた。今後有望な接着剤の需要は,建築と包装である。そして伸び率のとくに高い接着剤としては,ホットメルト系とエポキシ系が考えられる。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら