(独)産業技術総合研究所ティッシュエンジニアリング研究センター
2004 年 53 巻 3 号 p. 130-133
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組織・臓器の損傷ならびに難病の根本的な修復・再生を行う「再生医療」の研究開発が進みつつある。従来の薬物治療は人体自身の治癒能力や再生能力を支援するだけであったし,臓器移植は臓器提供者が極端に少ない現状では難病治療の主軸になりえない。そこで,主として自分自身の細胞を培養し,組織・臓器を形成する技術が着目された。本稿では,再生医療の最近の進歩と高分子基盤材料の役割の紹介を通じて再生医療の現状と可能性を考える。
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