神戸大学大学院工学研究科
2008 年 57 巻 3 号 p. 154-157
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遷移金属触媒反応を活用する重付加,重縮合に関する最近の進展について解説する。筆者自身が開発した有機合成反応としてのアルキンのカップリング反応やヒドロシリル化反応を利用し,二官能性のモノマーを設計,合成して重縮合,重付加することにより,ポリ(アリーレンエチニレン),ポリ(アリーレンビニレンシリレン)合成の事例を紹介する。また,遷移金属触媒を利用する重縮合,重付加において有機合成の新しい展開が高分子合成へと巧みに利用されている興味深い最近の事例についても解説する。
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