亜細亜大学都市創造学部
2021 年 72 巻 p. 75-113
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿は,コロナ禍での米中対立下における国際通貨体制の現状をふまえて,その将来と日本・中国の位置する東アジア域内の通貨制度を「バスケット通貨」と「決済システム」をキーワードに考察するものである。アジアおよび世界における国際通貨制度ならびに民間における貿易・資本取引における通貨選択の両方の視点から,アジアのAMU(Asian Monetary Unit),世界におけるIMFのSDRの実利用の可能性まで展望する。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら