国立病院機構三重病院臨床研究部 [日本]
2018 年 2 巻 5 号 論文ID: e00033
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インフルエンザウイルスはヒト世界の感染環のなかでヒトの免疫学的圧力から逃れる方向に連続的に変異し,間断ない感染環と軽症から重症まで広い臨床スペクトルにより,ヒトとの共存においてヒト世界で生存している。一方では動物世界に入ってそこでの感染環で維持されていたインフルエンザウイルスは,再びヒト世界との交差によってヒト世界の感染環に入ると,当初は重症感染が多発することがあっても,再びヒトとの共存の方向に向かっていくものと思われる。
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