なにわ生野病院呼吸器内科 [日本]
2021 年 5 巻 8 号 論文ID: e00133
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
101歳女性の肺炎球菌肺炎の治療を経験した。市中肺炎重症度分類(A-DROPシステム)では,女性年齢75歳以上,BUN 21mg/dL以上,SpO2 90%以下であり,3項目該当で,重症,入院治療となった。胸部CTでは,全肺野にすりガラス陰影を認め,右肺優位であり,コンソリデーションもみられた。入院時より,抗菌薬としてはメロペネムを投与し,メチルプレドニゾロン1,000mg/日によるステロイドパルス療法を行い,速やかに改善した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら